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ハービスOSAKAオフィスワーカー専用ラウンジにレジンカウンターテーブルを製作・納入



 

施工年 2024年


レジンとミズキの一枚板を融合させ、3層構造で奥行感と深みを出し、コーティング加工した一点物のカウンターテーブル。内部にはサーバー機器を収納しており、実用性も兼ねています

 

カウンターテーブルの製作・納入

【所 在 地】  大阪府大阪市北区

【事 業 主】  阪神電気鉄道株式会社 様

【デザイン・設計】株式会社スペース 大阪本部 様

【製   作】  有限会社芳賀製作所 様

【レジン材料製造・販売】株式会社アルテコ 様  匠叡技研株式会社 様

 

 会社の10年後、20年後を見据えたとき、若手社員が未来を語れる会社になることが必要です。新設住宅着工が先細りとなる中で会社が成長するためには、まず自分たちが変わらなければなりません。そのため、第7次中期経営方針の重点方針を「提供価値の最大化と最適化により『一目置かれる企業』になる」とし、スローガンを「Be the Change!」としました。前中期経営方針において取り組んできた変革を継続し、「売り方」「売るモノ」「風土」の3つを変えていきたいと考えています。


 1つ目は「売り方」です。お客様のご要望を待つ受動的営業から、攻めの営業へ変えていきます。担当者・責任者・経営層による『三層営業』を展開して、お客様との接点を増やすことで営業力を強化します。そして常に新規商材、プラスワンのアイテムを提案し、照明、エアコン、カーテン、壁装材だけではない幅広い品揃えを誇る当社の強みを活かしていきます。


 2つ目は「売るモノ」です。従来は照明とエアコンの物販と取付工事が中心でしたが、商材を拡大し、施工請負物件やインテリアコーディネートの受託も増やしたいと考えています。今期から、営業とインテリアコーディネーターで構成するソリューション営業グループを発足し、マンションの共用部やホテル、病院、老健施設等、デザイン性が求められる案件に向けた提案活動を推進しています。また、新商材の開発にも注力しています。昨年はエポキシ樹脂を固めて一点ものの装飾品ができる「Resin +」を開拓、提案しました。独創性を求めるお客様から評価を受け、納入実績もできました。


 3つ目は「風土」です。お互いを認め合い感謝を示すことができる社内専用 SNSの活用や「語る会」によるコミュニケーションの活性化を進め、一方で内部統制委員会の活動も進めてきました。今年度も風土改革委員会と内部統制委員会の両輪で風土改革を進め、さらにエンゲージメントの高い会社を目指します。 

 以上の3つの変革の基盤となるのは、人財価値の最大化です。研修の実施や資格取得の推奨のほか、オーダーメイドスタイリストによるビジネススタイリングセミナーも実施しています。社員の一挙手一投足、全てにおいて「一目置かれる企業」になるために、お客様が求める価値を最大化、最適化して提供していきます。



オフィスビルで働くワーカーのための専用ラウンジに納入。照明計画はコイズミ照明が担当しています
 

 ハローリビングでは、重点方針として掲げる『売り方を変える』『売るモノを変える』を実現するため、常に”新しい商材” を探し、それらを活かしたソリューション提供活動に取り組んでいます。昨年度は、新たな商材『レジン※』を使った 特注のカウンターテーブルを、株式会社スペース様を通じて『ハービス大阪』オフィスワーカー専用ラウンジ』に納入しました。

※『レジン=別名エポキシ樹脂。合成樹脂の一種』


 ハローリビングがレジンと巡り合うことになったきっかけは、異業種交流会でした。高い技術や素晴らしい素材がありながら、販路や納入実績が少ない工房等は多くあります。あらゆる可能性を秘めたレジンもその一つでした。ハローリビングなら、それらをつなぐ架け橋の役割も担えるのではと、協業の機会を模索していました。その後、レジンを紹介いただいた匠叡技研様と、原材料メーカーであるアルテコ様、実際に製作しカタチにする工房である芳賀製作所様との協業により、魅力的な素材であるレジンを活かした商品の提案企画を検討することになりました。


  そんな折、コイズミ照明の協力もあり、商空間プロデュースを行う株式会社スペース様へポップアップ形式で商材紹介の機会を得ました。そこでサンプル展示したレジンが、チーフデザイナーの方の目に留まり、『宇宙・星空』というイメージを具現化できないかとのお声がけをいただきました。そして、同社のデザイナーの方々と、芳賀製作所の方々とともに、耐久性や安全性、品質など細部を含めたプランを固めていくことになったのです。「コイズミ照明で店舗や施設の開発営業を担当していた頃から協業させていただいておりました。同社は以前から、“ 今までにない何か新しいもの”を求めていらっしゃったため、ハローリビングだからこそご提案できるものがあるのではと考えていました」(西田) 何度も打ち合わせを重ね、レジンとミズキの一枚板を融合させた一点物のカウンターテーブルが誕生。「現地へ納品し、お披露目した際には、見守る関係者から歓声が上がり、私も鳥肌が立ちました。お客様にご満足いただけたことは何よりうれしかったですね。スペース様はもちろん、匠叡技研様、芳賀製作所様、アルテコ様、各社がつながり、唯一無二の商品を作り上げ、ハローリビングの役割も発揮できたと思います」(西田)今後も、お客様が持たれているイメージや理想像を具現化するために、まずは「ハローに相談してみよう」と思っていただけるよう、ソリューション営業活動を推進していきます。


 

[ソリューション営業担当]

株式会社ハローリビング

西田 豊彦





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